リキスミア(リキシセナチド)

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インスリンの分泌を促すホルモン(GLP-1)と同じような働きをする薬。従って血糖値の低下が期待できる。糖尿病で、血糖値を下げるのはなんのためか。大きな理由は合併症予防。たとえば脳卒中、心筋梗塞などの心血管イベントや末梢神経障害。

この薬は、プラセボ(偽薬)と比較して心血管イベントのリスクを増やしも減らしもしないことが証明されている。ジャヌビアのTECOS試験と同じだ。心血管死、心筋梗塞、脳卒中、不安定狭心症による入院リスクについてプラセボに劣らないという基準は満たしたが、プラセボに対する優越性もない。それで、低血糖や膵炎リスクにおいてプラセボと差がないって喜色満面でパンフレットを作られてもなぁ。

長期的評価は不明。薬価は7171円。承認時の資料では、日本人250例中、承認試験時に副作用が報告された症例は175例(70.0%) で、主な副作用は、悪心88例(35.2%)、低血糖症 41例(16.4%)、食欲不振31例(12.4%)、嘔吐27例(10.8%) (承認時)。高率に副作用が発生する。メリットがない上に金払わせて副作用リスクにさらすだけって倫理的にどうなんだろう。実際これ使って気持ち悪さ訴える人多いし。内心なんで続けるんだろうって不思議な薬。

【参考文献】
ELIXA trial (N Engl J Med 2015 Dec 3;373(23):2247)

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