やっぱり100%自分が劣っているー認知行動療法?ー

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ある薬AがBに劣らないことを証明しようとする試験を非劣性試験という。AがBと同等であることを示そうというのが同等性試験。AがBより優れることを示そうとするのが優越性試験。人間が頭の中で良くやっているのは劣性試験。AがBより劣っていると。具体的には、僕は自分が他人より劣っているということを頭の中で良くやっている。ということに最近気付いた。

この試験は、ほぼ100%自分の劣性を証明できる鬱々とする試験だ。なぜ、そんなことになってしまうのか紐解いた時に、比較対照の設定に問題があることにはたと気がついた。

この対照は、実在の人物からかけはなれている。FacebookなどのSNSでありがちな、ある人の充実してそうな一側面であったり、ある人が才能を発揮している側面、メディアに出ている成功者など知っている限りの人物から優れた部分を切り取って作った貼り絵だ。評価項目毎に異なる対照のいいとこ取りをもって比較すれば、ほぼ100%自分が劣っているといえる。そりゃそうだ。アホかいな。

上を見ればキリがなく、僕より薬に詳しい人はいる。僕より論文をよめる人もいる。僕より文章がうまい人も沢山いる。僕より金持ちも沢山いる。僕よりピアノがうまいひとも沢山いる。僕より知性に溢れた人も沢山いる。僕よりトイレが近い人もいる。僕より、僕より。どんだけ自分のこと考えてんねん!!やかましいわ!

まあ、なんでも良いのだが世の中には僕より上ははいて捨てるほどいる。そう言い出すとあらゆることで自分の出番などない。しかし世の中は意外とそうではなく、逆に需要がないのかというとそんなことはない。全てのものにそれぞれ、価値・立場・環境・価値観などがあるから。それは至極当たり前のことだ。Googleでキーワードを2つ、3つとかけ合わせればアクセス対策をほとんど施していないこのサイトでも上位表示されるように、各要素を合わせると、突出している部分があるという人なら沢山いる。

謙遜などという自分の評価を貶める癖をもって惨めな気持ちになって、自分を攻めていないだろうかというのは考え直した方がよさそうだ。”反省”とか”羨望”いう言葉が頭をよぎった時はもうその兆候がでている。負の側面ばかりに注目して,それまでの実績やこれから伸びる部分を無視したり否定している可能性がある。”悪かった,反省します”で思考停止に陥らず、失敗から学び、これまでやってきたことをこれから伸びる部分にどう生かすか。

ちなみに、謙遜を裏返せば、そのまま他人を攻める手法となる。自分への攻撃法を裏返せばそうなるわな。自分は一生懸命やっているのに周りに評価してもらえないとか、人を攻めるタイプ。これは生産的な態度ではないな。

今までそんなことが自分の頭の中で起こっていることを気付いてなかった?人は自分が何を考えているのか案外分かっていないもの。でも、こうして言語化さえ出来てしまえば客観的に捉えられていることになるので半分解決も同然。そう、そんな良く分かっていない部分を探索してくのが認知行動療法だったりしてー。

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