経口ステロイド製剤の離脱症状はどのくらい続くのか

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離脱症状の一覧を前回まとめたが、どのくらいの期間その症状が続くのか目安が分かると気のもちようも変わるかなと思う。いつまで続くのか分からないのでは精神をすり減らしてしまう。一般的に、離脱症状がどのくらい続くのかについて触れる。

離脱症状はどのくらい続くのか

プレドニゾロンは最後の服用から最大でも24時間程度体内に残ると考えられている。半減期は1時間ほどとさほど長くない。離脱症状は薬なしの状態に体を再適合させるための反応で、どれだけ続くかは個々の状況によるが、ほとんどの場合最後に服用した時点から3〜4週間で消える。薬物が体内からぬけた後も急性の離脱症状を呈するケースも多い。完全な回復には1,2週間〜数ヶ月の幅を要する。 離脱症状として、強い痛みが出ているようなら、痛み止めを併用することを検討する。それに加えて、塩や砂糖の摂取量をある程度あげることを意識する。経口の補液などを使うのも良い。離脱時には低血糖/低血圧傾向になりがちだからだ。あまりにも離脱症状が強い場合は、減量が早すぎる可能性が高いので量を戻して減量をより緩やかに行うことを検討する。

副腎クリーゼのリスク

5mg以上のプレドニゾロンを1,2週間以上続けていると、急激な中止によって副腎クリーゼ(Adrenal crisis)を起こすことがある。医師と密に連携をとり、塩分やブドウ糖の補液及び副腎皮質ホルモンをとって休息をしっかりとって、心身ともに回復するのをまつ必要がある。また、二次性副腎機能低下症が起こりうる可能性もある。この場合、恒常性が完全に回復するまでには12〜24ヶ月かかることもある。基本的に、長く服用すればするほど減量はゆっくりと徐々にしていかなければならないし、離脱症状も長く出やすい傾向がある。

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