情報を与える者が得をする

Pocket
LINEで送る

始めてきた方は「このブログを通じて医療従事者と患者さんに伝えたい想い」をお読みください。

相手がどんな情報をほしがっているかを知ることは、交渉の基本である。

初診時、医師は問診によって患者から情報を聞き出す。
初動を誤ると事件は迷宮入りになることがある。

逆に言えば、情報を整理して医者に伝えられれば
時間やお金の節約にもなるばかりか、正しい診断と治療への近道となる。

薬局でも似たようなことを確認している。
これを確認しておけば、危険な飲み合わせやその患者に対する禁忌薬を渡して
しまうような過誤をかなり減らすことができるという項目だ。

大雑把には次のような内容だ。

•アレルギー歴
特定の物質や食べ物でアレルギーを起こしたことがあるか
金属、卵、そば、小麦粉 等々
何故薬局でこんなことを聞くのかというと、実はこれらのアレルギー物質と共通の成分を含む薬剤が中には存在するためである。

•副作用歴
特定の薬剤で副作用を起こしたことがあるか
もし副作用が問題な薬が出た時に注意喚起するか代替薬を提案する

•併用薬やサプリメント
何か他に常用薬やサプリメントをとっているか
薬や栄養成分との飲み合わせを確認するため

•嗜好品
タバコ、酒
例;5年前までタバコを一日10本吸っていた.ビールを毎日500cc.
この2つは様々な薬の作用に影響を及ぼす

•生活像、年齢、体重 など
妊婦、授乳婦、体重が極端に多いあるいは少ない、高齢、小児、
仕事などで昼夜が逆転している、職業上危険な作業や車の運転に従事している など
こうした場合、禁忌な薬もあれば調節が必要な薬もある

•既往歴
風邪以外で医者にかかったことは何でも.
怪我で外科や整形外科にかかったとかも
肝臓の病気、腎臓の病気、重症筋無力症、緑内障、胃潰瘍、喘息、心臓病、 などなど
こうした病気の方の症状を悪化させてしまう薬が沢山あるためだ

医師だとこうした情報に加えて、次のようなことも必要に応じて確認しているようだ。

•主訴
いつから,体のどの部分に,どんな症状があるのか.

•家族歴
自分と同じような病気の人が血縁者にいるか.血族結婚はあるか.
血縁者がもっている病気があるか

•その他 
自宅で飼っているペット,海外旅行歴・在住歴,性交(パートナーの数,ホモセクシュアル,バイセクシュアル)妊娠出産
こうした情報が感染症や中毒性疾患の診断で非常に重要になることがある

病院やクリニックと薬局でこうした情報を開示しておくと話が早い。
しかし、二重に聞かれる手間があり患者サイドとしては煩わしいだろう。

良い情報共有の方法があれば良いなと常々思う。

医療者サイドから見るとこうした情報が不明なままだと
どこに地雷があるか分からない道を歩いているようなもので非常に怖い。

こうした確認が漏れたために余計病気が悪化した例は
世に限りなくあるのだから。

↓ ↓ ↓この記事に共感した、面白かったらこちらをクリック!
dqranking  dqmura

 ご案内

講演、取材についてご相談、お申込み

薬についてのご相談

薬局のお悩みについてご相談

↑トップページに戻る

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

Translate:

アーカイブ

ar

おすすめメディア集

hymkbanner

セールスが苦手だからこそ、出来る!作れる!売り込まないセールス設計とは、お客様から選んでいただける体制を作れればいい。その体制は、あなたのビジネスの「強さ」と「違い」を作り出し、活かすことで構築できる。その構築方法をお伝えしています。

ファーマシストフロンティア

私も連載している人気マガジン。広告によって編集内容が左右される従来の雑誌とは一線を画し、実相を探求したウェブマガジン。必要とされる薬剤師になるための必読書、それが『ファーマシストフロンティア』です。

お問い合わせ

インバウンド003

facebookページ(いいねを押していただけると励みになります!)

PAGE TOP
Translate »