Q、尿酸値は高いですが、痛風発作はありません。薬は飲まなくても良いですか

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尿酸値が高くても痛風発作をおこしていないケースは多い。
尿酸値が高くて問題になる疾患の代表格は
関節が腫れ上がって強い痛みをおこす痛風で、他には腎臓結石などがある。

尿酸は溶けにくい物質で過剰に蓄積されると尿酸塩という
結晶になって関節や腎臓にたまる。

尿酸の体液中での溶解限界は6.4mg/dlと考えられており、
過去の研究からも通常血液中の尿酸値は6mg/dl未満を
目標値にするべきと考えられている。

7mg/dl以上で高尿酸血症と診断される。
痛風は高尿酸血症に関連した疾患の代表。
他に高尿酸血症に関連した疾患として尿路結石が有名である。

さて、質問にある症状がない高尿酸血症の治療方針だが、

著明な高値(9.0mg/dl以上)の場合を除いて、
基本的に薬は不要とする説が有力である。

無症候性の高尿酸血症を約15年間追跡した研究がある。

その研究内での年間の痛風発症率は次の通りである。

尿酸値
7.0mg/dl未満 :0.1%
7~8mg/dl :0.5%
9mg/dl以上 :4.9%

他の研究でも近い傾向の結果が得られている。

つまり、9mg/dl以下では痛風を発症するリスクは低い。
但しこれはあくまでも目安で、痛風発作の既往がある場合や、
高尿酸状態が関わる別の疾患にかかっている場合は
その限りではないので、医師に確認をとることが望ましい。

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