消毒用うがい液を使いすぎることの弊害

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始めてきた方は「このブログを通じて医療従事者と患者さんに伝えたい想い」をお読みください。

うがい薬関連で印象に残った症例の第2回目。

それが、ネオステリングリーンという消毒用うがい液を使いまくっていた方。

抜歯歴あり。イソジンからの切換えでネオステリングリーンを継続で使用。
なんとこの方、7~9月の3ヶ月でネオステリングリーンを19本も
処方されていた。

7月末~8月頭に創感染があったのか抗菌薬がでていた。

抜歯後の傷は、血液が塊り、血餅ができやがて肉芽ができて治る
という経過をたどる。

抜歯後の消毒薬による過剰なうがいはどうかと思う。

血が固まらず流れて血餅が作られにくくドライソケットになりやすいからだ。
ドライソケットというのは、抜歯後の傷に血餅が見られず
骨が露出した状態で、要治療 である。

消毒薬のうがいをするかしないかは歯科医の好みによるだろうが
程度問題は考慮が必要であろう。

そもそも口腔内には常在菌がいるので
消毒液を使用した所で無菌的環境は維持しきれるものではない。

抗生物質の過剰で腸内の細菌叢を乱すのと同じように、
消毒薬の過剰使用により口腔内の細菌叢が乱れる
弊害がありそうなものだが、どうなのだろうか。

消毒薬によるうがいに頼りすぎるよりも
食後のブラッシングを丁寧にする方が感染源が減って
効果的な気もするのだが。

因みに私の知る限り
消毒用うがい液が感染予防にどの程度効果があるのか
科学的根拠は不明だ。

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  1. 2016年 2月 08日

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