新年のご挨拶

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始めてきた方は「このブログを通じて医療従事者と患者さんに伝えたい想い」をお読みください。

昨年より、当サイトを立上げて試行錯誤で続けてきました。文字のフォントや見出しのつけかた、リンクの貼り方など基本的なところが分からない状況から始めて未だに扱いが良く分からないことだらけですが何とかここまで続けてきました。現時点では、ユーザビリティの低いサイトである感が否めませんが、2016年にはコンテンツの量、質共に充実させ、過去の記事にも修正をかけてビジュアル的にも見やすいサイトにし、動画作成にも取り組んでいこうかというところであります。

何の告知もしていないのに、このようなどこの誰が書いたか分からないブログサイトにたどり着かれた物好きな皆様のおかげで続ける気にもなるというものです。お役にたてるようなコンテンツを充実させていければと考えております。意外なことに毎日それなりの人数が訪問して下さるサイトになりました。続けるうちに人の興味というのは全く予想だにしないところに集まるものだと分かりました。当ブログが(頼んでもいないのに)Yahoo!ニュースで取り上げられ1日に何万アクセスいく事件も一時的にですが、ありました。何が起こるか数を書かなければ分からないものです。内容に誤りや疑問点があることもあるかもしれません。気付かれたらご指摘頂ければ幸いです。

僕が発信する情報は一次情報の文献をある程度苦もなく読める方からすれば本来無用なのかもしれません。僕が一次情報を参考にして書く以上、伝言ゲームになることは避けられず本来の文脈を損ねたり誤った解釈を書く可能性は常にあるわけですから正しく根元の情報が解釈できる人は、本来そちらを読めば良いのです。ですから、調べた情報ソースは明確にして必要であればそちらを参照できる透明性を保つように心がけてきました。

ある意味、医療や自然科学の分野においてすら一次情報へのリンクがないことが多い日本語メディアへのアンチテーゼです。様々なメディアがありますが、英語圏のニュースやキュレーションメディアを見ると圧倒的に一次情報へのリンクを記している割合が日本語メディアよりも多いです。もっというと、僕は英語圏の方の患者対応を任されることが多いわけですが英語圏の人の方が医薬品リテラシーが高いのではないかと感じる節があります。先日も、ロンドン出身の多発性硬化症の患者と話していた時に専門でもないのに、一般レベルでそこまで薬について調べているのかと感心させられたばかりです。単に自分の疾患だからという以上に薬の具体的効果を良く知っていたのです。確かに彼らが普段みているであろうメディアから想像出来ることではあったのですが。

科学の分野において情報ソースが分からないものは、基本的に共通の議論の土台となる部分がないわけですから、本来それを元にどうこういうことすらできないはずですが、現実はそうではなく「土台」がないままに議論は一人歩きします。むしろ非科学的で土台がないからこそ盛り上がれるのかもしれません。

僕は、そんな情報に出会った時に「恐らくこれが出元かな?」というところまで探して素直に読んでみたりします。すると印象が大分違うことに驚かされることが多々あります(そもそも、予想して探さなければならないこと自体おかしいわけですが)。

当サイトに関しては、専門性と透明性を兼ね備えつつ、一般にも分かる言葉(Lay language)まで落としこむというのが、目標としているところではありますが、文章量との折り合いがつかず中途半端になったような気がしています。未だにどうすれば良いか模索中ですが、どこかで妥協点をどこかで見いだしたいなというところです。

当方が手掛けていることの1つして、薬局向けのインバウンド対策(訪日外国人対策)があります。少し細かくいうと、英語、中国語、韓国語、タイ語などの言葉を話せる店員がいなくても、一般用医薬品を正しい手順で販売出来るようにする仕組みを提供しようというところです。何故、そんなことをしているかというと、以前ルームシェアをしていた親友(外国人)が体調を崩した時に日本で薬を選ぶのに非常に苦労していたからです。言葉が通じない異国で体調を崩した時に自分に適した薬を選ぶことができる仕組みがあれば、安心できると言うのです。

そんな仕組みは知る限りないので、作ろうと決めたわけです。そもそも日本人ですら市販薬の選択に迷うでしょう。ですから、まずは日本語で素地を作り多言語化することにしたのです。そして、この仕組みは他の国でも応用できるのではないかと密かに思っています。そういえば、バルセロナに旅行に行った際に現地の人に聞いたのですがスペインでは軽度の疾患は全て薬局で対処してしまうそうです。保険制度の違いでしょうが、軽い熱、咳、鼻水とかさほどひどくなければお金の無駄だから受診はしないというのです。それで都会の街中には1、2ブロックに1つは必ず薬局があるのです。物凄い数なのも納得です。あるいは、アメリカのドラッグストアであるウォルグリーンなどは、棚の作りや説明書きの印刷物などをみるに、選択がしやすいですし既に英語圏以外の患者向け資料も充実していたりします。当たり前ですが、国によってニーズの幅が異なるのですよね。

あまり外国人へのユーザビリティを高めすぎると場合によっては、彼らからして「異国情緒のない国」になる懸念もありますが、医薬品に関しては何とかしたいという思いが以前からありました。

外国人への情報提供という意味で、少し考えさせられたエピソードが今日ありました。今日、1月2日に実家から湯島の近くにある普段暮らしのアパートに戻ったのですが、夕飯をどうしようかと夜8時くらいに外を出歩くと湯島近辺ではほとんどのお店が閉まっていたのでカレーハウスココイチに入りました。そこで、ココイチに入ったらなんとほぼ満席。湯島天神効果です。しかも外国人が沢山いて、自分の隣にいる人もそうでした。隣の外国人カップルがメニューを見ながら英語で「これはなんだ?」と言っていました。店員に説明を求めているのに、適切に回答されていない様が見て取れました。

隣に座っていたので Do you need help? と聞くと、Yes, please. What this means?とライスの量と辛さの選択ページをさして聞いてきました。ごはんの量と辛さが選べてこういう段階があり、どれがノーマルでどれが甘口辛口なのかいうことを一通り説明しました。ココイチのメニューは相当ビジュアル的にも分かりやすいと思っていて他分野ながら見本にすらしていたほどなのですが、それでもなお疑問を持つのかと思ったわけです。ましてや医薬品に関する疑問はいかほどかと省みたのです。
そういうレベルでものごとを考えてなおしてみようかと思った年初めでした。

そんな、ちょっとした人の助けになるようなものを作りながらも継続的に情報発信を行っていきます。何だか長文になってしまいましたが、本年度もどうぞよろしくお願い致します。

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