睡眠障害の分類と要因

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始めてきた方は「このブログを通じて医療従事者と患者さんに伝えたい想い」をお読みください。

睡眠障害には大雑把に分けて4つのタイプがある。このタイプを見極めないと治療方針を誤ってしまう。その4タイプが以下である。
睡眠障害4タイプ
入眠障害には超短時間や短時間作用型、中途覚醒や早朝覚醒には中間や長時間作用型の薬が使われることが一般的である。もちろん薬を使わずに不眠の原因を取り除いて治療できるのであれば、そちらを優先する。

不眠の原因というのは様々で、何が原因かによっても対策が異なる。一般に言われる不眠の5大要因を以下にしめす。これを総じて5Pという。
不眠5つの原因
少し分り辛い部分もあるかと思うので、表について補足する。

•むずむず脚症候群
じっとしている姿勢を保っていると、脚に不快な感覚すなわち「むずむず感」や「虫が這うような感覚」「痒み」などが出る。周期性四肢運動障害(眠っていると脚がピクンピクンと動く)を併発している人も多い。

•睡眠時無呼吸症候群
無呼吸の状態が続き、脳に酸素が送られていない状態で「熟眠感欠如」の要因となりやすい。昼間の眠気や集中力が低下する。

•うつ病に伴う睡眠障害
早期覚醒が特に問題となる。脳内におけるセロトニンやノルアドレナリン分泌が減少する。セロトニンは体内時計に関わるメラトニン合成に関与。メラトニン合成ができず、深く眠る事ができない。従って「熟眠感欠如」の要因となる。

•ナルコレプシー
強烈な眠気に襲われて眠ってしまう病気。昔読んでいた有名な麻雀漫画「哲也〜雀聖と呼ばれた男〜」の主人公がかかった病気である。
昼に突然眠くなる(睡眠発作)、急に力が抜けてしまう(情動脱力発作)、睡眠麻痺、入眠時幻覚などの症状を起こす。治療として、生活習慣の改善を試みたり、神経細胞を活性化させる薬を使用することがある。生活習慣改善の一環で夜睡眠薬服用をする場合がある。因みに人工的にこのナルコレプシーと類似した症状を起こす睡眠薬でベルソムラ(成分名:スボレキサント)というものがある。

具体的な睡眠障害への対策については、別項で扱うこととする。

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