分子標的薬に特徴的な副作用とその対策

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近年では、分子標的薬と呼ばれる、その名の通り体内の特定の分子を狙い撃ちして、その機能を抑えることでより安全かつ有効にがんを治療しようというタイプの薬が開発されてきている。

分子標的薬は現在20種類以上が承認され、使われている。このグループの薬は従来の抗がん剤のように、細胞分裂が活発な細胞まで殺す「細胞毒」ではないため、脱毛や吐き気といった副作用はほとんどない。ただし、分子標的薬が標的とする分子はがん細胞だけではなく、正常細胞の機能にも関係しているため、それぞれの薬で特徴的な副作用がある。例えば、HER2阻害薬であるハーセプチンは、HER2タンパクが一方で心筋の修復に関係するとされ、心不全の副作用報告がある。また、腎臓がんに使われるアフィニトールは強力な免疫抑制作用によりB型肝炎を活性化させるという恐い副作用報告がある。

代表的な分子標的薬であるEGFR阻害薬(Epidermal Growth Factor Receptor Inhibitor:上皮成長因子阻害薬)がある。この特徴と副作用対策について下表に簡単にまとめた。
EGFR副作用対策
この系統は手足が荒れやすいのが特徴で、それがひとつの効果の指標となるが辛い場合もあり、保湿剤が良く併用される。その他の抗がん剤における特徴的な副作用対策まとめはこちら吐き気対策まとめはこちら

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